機材

25cm コマコレ交換 ゴースト対策

アンタレスの上とか輝星が写野外にあるとゴーストが出て撮影出来なかったのでコマコレを
ビクセンのコレクターPHに交換しました

以前の画像では

ゴースト

こんなにリング状に盛大に出ていました
特にアンタレス付近、ペリカンが酷かったです

フォーカサーはVパワー3インチなのでバックフォーカスを合わせてテーパー式リングにしました

image0

それとローテーターを付けるのでフィルターホイールも新型にしてカメラにネジ止めに変更して光路長を合わせました
(以前取り付けていた自作フォーカサー、ローテータ一はモーター等交換するために持ち帰りました)

image2

image3

image6

これでアンタレス上を撮影してもゴーストが出なくなりました

Ubuntu 24.04でChrome Remote Desktopの音声を鳴らす 忘備録

Ubuntu 24.04 における Chrome Remote Desktop 音声対応構築

これもマニア向けCRDインストール忘備録です



ステップ1: CRD のインストールと動作確認

  • 公式サイト から .deb を入手し、CRD をインストール。
  • PIN の設定など初期セットアップを済ませ、正常に接続できることを確認(この時点では仮想セッション)。
  • ステップ2: /opt/google/chrome-remote-desktop の改変(同一セッション使用)

    以下のように /opt/google/chrome-remote-desktop/chrome-remote-desktop を編集。

  • DISPLAY番号の指定を変更
    FIRST_X_DISPLAY_NUMBER = 20

    FIRST_X_DISPLAY_NUMBER = 0
  • X11 ロックファイルのチェックを無効化
    該当部分をコメントアウト:
    # while os.path.exists(X_LOCK_FILE_TEMPLATE % display):
    #     display += 1
  • Xvfb の起動とセッション処理を無効化し、既存セッション使用に変更
    # self._launch_server(server_args)
    # if not self._launch_pre_session():
    #     self.launch_desktop_session()
    display = self.get_unused_display_number()
    self.child_env["DISPLAY"] = ":%d" % display
  • ステップ3: CRD が作成する FIFO へ PipeWire 音声を転送

  • CRD セッション起動後、FIFO(命名例: /run/user/1000/crd_audio#XXXXX/fifo_output)が作成される
  • この FIFO に PipeWire の仮想 Sink をバインドする
  • 手動テスト用コマンド:
    pactl load-module module-pipe-sink file=/run/user/1000/crd_audio#*/fifo_output
     sink_name=chrome_remote_desktop_session
  • その後、以下で音声が確認できる:
    paplay --device=chrome_remote_desktop_session /usr/share/sounds/freedesktop/stereo/complete.oga
  • ステップ4: 仮想 Sink 自動検出・登録スクリプトの作成

    ~/.config/crd-audio/load-crd-sink.sh を作成:

    #!/bin/bash
    FIFO=$(ls -d /run/user/$(id -u)/crd_audio#*/fifo_output 2>/dev/null | head -n1)
    [ -n "$FIFO" ] && pactl load-module module-pipe-sink file="$FIFO"
     sink_name=chrome_remote_desktop_session
    

    権限付与:

    chmod +x ~/.config/crd-audio/load-crd-sink.sh

    ステップ5: systemd --user による仮想 Sink 自動起動

    ~/.config/systemd/user/crd-audio-sink.service を作成:

    [Unit]
    Description=Load CRD virtual audio sink
    After=default.target
    
    [Service]
    Type=oneshot
    ExecStart=%h/.config/crd-audio/load-crd-sink.sh
    
    [Install]
    WantedBy=default.target
    

    有効化と起動:

    systemctl --user daemon-reload
    systemctl --user enable --now crd-audio-sink.service

    ステップ6: 動作確認と再起動後の永続性チェック

    • CRD で GNOME 同一セッションが表示されること
    • 接続後に FIFO が自動検出され仮想 Sink が登録されていること
    • 音声出力が chrome_remote_desktop_session へ流れていること(例:YouTube 再生)
    • 再起動後も自動的に音声が出力されること

    構成図(概要)

    [ PipeWire Audio Apps ]
            │
            ▼
    [module-pipe-sink]  →  /run/user/1000/crd_audio#/fifo_output  → CRD → Remote Client
    

    補足事項

    • PipeWire 1.0.5 で動作確認
    • CRD 公式は仮想セッションを想定しているため、同一セッション構成は非公式改変

    まとめ

    この手順により、Ubuntu 24.04 における Chrome Remote Desktop で「同一セッション + 音声対応」を安定構築できます。 PipeWire を活かし、仮想 Sink → FIFO 経由で CRD に音声を転送します。systemd --user による自動化も含め、完全自動構成を実現しています。

    Ubuntu 24.04でChrome Remote Desktopをローカルセッション&音声付きで使う方法(PipeWire対応)

    リモートで使っているPCはWindows10ですがサポートが秋までとの事で11にするかどうか又はUbuntuにしてしまおうかと思いUbuntuのインストール、リモート用にCHROME REMOTE DESUKTOPを設定していましたが音が鳴らないので困っていましたがChatGPTが解決してくれました
    その忘備録です



    Ubuntu 24.04でChrome Remote Desktopをローカルセッション&音声付きで使う方法(PipeWire対応)

    🎯 やりたいこと

    Ubuntu 24.04 環境で 既存のローカルセッション(:0)に Chrome Remote Desktop(CRD)で接続し、さらに PipeWire を使って音声もリモート転送する環境を構築します。

    • 仮想XやXfce不要
    • GNOMEそのまま使える
    • 音声もリモート転送(YouTube再生OK)
    • systemdで自動起動&永続化

    🧩 構成図

    [アプリ音声]
         ↓
    [PipeWire/PulseAudio]
         ↓
    [仮想 Sink: chrome_remote_desktop_session]
         ↓
    [FIFO: /run/user/1000/crd_audio#XXXX/fifo_output]
         ↓
    [Chrome Remote Desktop]
         ↓
    [クライアントに音声配信]

    🛠 手順一覧

    ① CRD 本体スクリプトのカスタマイズ

    ファイル: /opt/google/chrome-remote-desktop/chrome-remote-desktop

    DISPLAY番号を :0 に固定:

    FIRST_X_DISPLAY_NUMBER = 0

    仮想Xサーバー起動をスキップ:

    # self._launch_server(server_args)
    # if not self._launch_pre_session():
    #     self.launch_desktop_session()
    
    display = self.get_unused_display_number()
    self.child_env["DISPLAY"] = ":%d" % display

    音声のみ有効化:

    host_id = self.host_config.get("host_id")
    self.setup_audio(host_id, backoff_time)

    ② PipeWire用 Sink ノードをpipewire.confに追記

    ファイル: /run/user/1000/crd_audio#XXXX/pipewire.conf の末尾(context.objects内)に追加:

    { factory = spa-node-factory
      args = {
        factory.name    = support.node.sink
        node.name       = "fifo_output"
        media.class     = "Audio/Sink"
        audio.format    = "S16LE"
        audio.rate      = 48000
        audio.channels  = 2
        audio.position  = [ FL FR ]
        stream.props = {
          node.name = "chrome_remote_desktop_session"
          node.description = "Chrome Remote Desktop FIFO Output"
        }
        device = {
          object.path = "/run/user/1000/crd_audio#XXXX/fifo_output"
        }
      }
    }

    ③ 自動化スクリプトの作成

    ファイル: ~/.config/crd-audio/load-crd-sink.sh

    #!/bin/bash
    FIFO=$(ls -d /run/user/1000/crd_audio#*/fifo_output 2>/dev/null | head -n1)
    
    if [ -n "$FIFO" ]; then
      pkill -f pipewire.*crd_audio
      sleep 5
      pactl load-module module-pipe-sink file="$FIFO" sink_name=chrome_remote_desktop_session
      conf_dir=$(dirname "$FIFO")
      pipewire -c "$conf_dir/pipewire.conf" &
    else
      echo "FIFO not found after timeout"
      exit 1
    fi

    作成後は実行権限を付与し、所有者をユーザー自身に変更:

    chmod +x ~/.config/crd-audio/load-crd-sink.sh
    sudo chown $USER:$USER ~/.config/crd-audio/load-crd-sink.sh

    ④ systemd ユーザーサービスで自動起動

    ファイル: ~/.config/systemd/user/crd-audio-sink.service

    [Unit]
    Description=Load CRD virtual audio sink
    After=chrome-remote-desktop@$user.service
    Requires=chrome-remote-desktop@$user.service
    
    [Service]
    ExecStart=/home/$user/.config/crd-audio/load-crd-sink.sh
    Restart=on-failure
    
    [Install]
    WantedBy=default.target

    有効化:

    systemctl --user daemon-reload
    systemctl --user enable --now crd-audio-sink.service

    ✅ 確認方法

    FIFO が生成されているか:

    ls /run/user/1000/crd_audio#*/fifo_output

    Sink が登録されているか:

    pactl list short sinks

    音声テスト:

    paplay --device=chrome_remote_desktop_session /usr/share/sounds/freedesktop/stereo/complete.oga

    📌 まとめ

    • 仮想X不要、GNOMEそのままで接続
    • PipeWire経由で音声をFIFOに転送
    • systemdユーザーサービスで再起動後も自動化

    💬 最後に

    この構成は非常にニッチかつ便利です。Xfceや仮想セッションの導入なしに、既存のデスクトップをそのまま音声付きでリモート操作できます。PipeWire環境でCRDを最大限活用したい方におすすめです。

    SW150P フルチューンしてみました

    巷でコスパ最高との噂のSW150Pをフルチューンしてみました

    image0

    改造パーツが届くのを待つ間にフォーカサーを交換して様子見してました

    まずスパイダーがペラペラで光軸がズレまくるのを対策

    image1

    このセットを使います
    アルミ削り出しスパイダー、主鏡マスク、主鏡裏目隠し版セットで1万円程
    安くなりましたね

    image3

    斜鏡も黒塗りされてますね


    次に接眼部プレート交換

    image2

    これも削り出しで150-250用まで売ってます
    筒先リングのネジ部分とスパイダー固定ネジで共締め出来るようになっていて位置出しも簡単です

    image5

    フォーカサーは笠井のMRPに交換
    シャフト部分にもベアリングが使われていてしっかりしています

    次に主鏡マスク

    image4

    主鏡上からの押さえを無くし横からの固定にするためアルミで作りました
    これで組み立て光軸調整をしてEM200に載せてきました

    image7

    フードは四角鏡筒で使っていた物そのまま使えました
    もう年季入っているのですが・・・
    EM200はベルト改造、Onstep駆動

    写真ではローテーターを付けていますが実写してみると2インチ差し込みでは傾いてしまい星像が出なかったので取り外しました

    ここまでの改造で良い星像が出てくれました
    image000

    ASTAPで星像確認です
    晴れていたのでサソリIC4603付近にセットして撮影開始後帰宅しました

    IC4603_SW150P_comp_2048

    夜半過ぎから雲が通過したみたいで300s x 16で終了していました
    アンタレスのスパイダーが出てしまいますがシャープに写ってくれて一安心です
    付属のコマコレ0.86を使ってASI2600MCでの撮影で周辺はほんの少し円弧状になりますが許容範囲です

    これらグレードアップパーツはAliexpressで注文
    1週間程で届きました

    25cm鏡筒のフォカサー交換しました

    リモートで撮影しているとたまに縦構図に変更したい時があるのです
    お隣さんに言わせると ”縦モザイクにすれば良いのですよ!”
    いやいやそれは結構面倒です
    って事で25cmの接眼部を自作ローテーター付きフォーカサーに交換してきました
    作るにしても色々と大変でまずは接眼部の長さを決定後フォーカサーとローテーターを寸法に収めるようにCADで製図
    当初フォーカサーはM6ネジ6本にするつもりでしたがつもりでしたが動作させてみるとモータートルクが足りない
    トルクのあるモーターに変更してみてもしんどそうなので4本ネジに変更しました


    ABEBD18F-0BCF-4363-B0BD-E9B652C768E3

    可動範囲は30mm

    0BF44CB8-5F65-409C-B20A-3BB7B77EFFE2

    こちらはローテーターのモーター
    回転させるのでベアリング入りにしたところ滑らか過ぎてステッピングモーターの電源をオフにすると
    フィルターホイールの重みで回ってしまいそうなのでギア付きモーターにしました

    制御はOnstepにフォーカサー ローテーターを組み込んであるのでAscomで動作します
    Indiでもそのまま使えます

    WindowsのWSLでUbuntuがインストール出来るようになりIndiをインストールしてKstars等Indi Libraryを使って動作させる事が出来るようになりました
    全く問題なく動作しますね

    って事で月夜ですがテスト撮影したM13

    M13_comp_2048


    今の所無事動作しています

    F5D95F55-7FFA-41FD-8223-67552B511B3A








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